保全ポリシー
絶滅危惧種や観察・撮影による野鳥への悪影響やトラブルが起きやすい種の取り扱いについて、野鳥GOのとおり保全ポリシーを定めています。
センシティブ種について
鳥を探すこと自体や観察自体が問題になったり、巣への接近や生息場所の踏み荒らし、情報拡散により人が集まってトラブルになりやすい人気種などを野鳥GOではセンシティブ種として指定しています。センシティブ種はその度合いを4段階に区分しており、それぞれの観察時の推奨行動と野鳥GOの中での取り扱いを定めています。
| センシティブ度 | Extra high | High | Medium | Low |
|---|---|---|---|---|
| 推奨行動 | 観察自粛 | 慎重観察 | 注意観察 | 通常観察 |
| 野鳥GOとしての対応 | 登録不可 | 公開不可 | 公開制限 | 一般公開 |
Extra High: 観察自粛推奨・登録不可
種の存続そのものが危うく積極的な保護活動が行われており、環境省や野鳥団体でも生息場所の共有を控えるよう喚起がされていたり、遠方からの観察でも繁殖失敗リスクに繋がるような種です。 野鳥GOでも撮影や観察に行くこと自体の自粛を推奨しています。
- イヌワシ
- シマフクロウ
野鳥GOアプリ上では種の分類として図鑑には掲載はされますが、表示される写真は常にデフォルト画像となり、登録もできません。 詳細ページには保全状況や保護活動についての情報が表示されます。
ただし保護活動への寄付や保全状況の学習、保護センターへの訪問などの形で、野鳥GO上では発見(ゲット)扱いする仕組みを計画中です。
High: 慎重観察・公開不可
同じく絶滅危惧度合いが非常に高く、積極的な保護活動が行われています。 野鳥GOとして観察することや探鳥中に出会って撮影することを非推奨とはしないものの、 近距離・長時間の観察、巣への接近、生息地の踏み荒らしによる営巣放棄や、登山道を外れて貴重な高山植物への踏み荒らしなども多く起こっており、非常に慎重に扱う必要のある種です。
- アカモズ
- ヤイロチョウ
- サンカノゴイ
- オオヨシゴイ
- ミゾゴイ
- トキ
- ヘラシギ
- タマシギ
- ブッポウソウ
- クマゲラ
- ライチョウ
野鳥GOアプリには登録はできますが、他の人の撮影欲を煽ったり場所の漏洩などを防ぐため他者への写真公開は完全に禁止となっています。
Medium: 注意観察・公開制限
営巣育雛放棄の問題が多い猛禽類や、人気種ゆえに情報拡散や場所漏洩によるカメラマンの集中、私有地への立ち入り、違法駐車などによる近隣住民への迷惑などの人的トラブルが多い種でもあります。
接近して飛ばしてしまったり、ストロボなどでストレスを与えたりしないよう特に注意した観察とともに、SNSなどでの情報公開にもいっそう気をつけたい種です。
- チゴモズ
- サンコウチョウ
- シロチドリ
- ツバメチドリ
- コアジサシ
- ウミスズメ
- アカショウビン
- ヤマセミ
- ハチクマ
- クマタカ
- ツミ
- ハイタカ
- オオタカ
- チュウヒ
- ハイイロチュウヒ
- オジロワシ
- サシバ
- チゴハヤブサ
- ハヤブサ
- アオバズク
- トラフズク
- コミミズク
野鳥GOアプリに登録された写真は公開制限として運営による認証かつ撮影日(ない場合は投稿日)から30日経過後でないと他者公開できない制限を設けています。
写真の公開制限について
制限の目的
- 撮影場所の漏洩防止
- 出現場所が限定される珍鳥の発見情報拡散による、人の過剰集合などのトラブル防止
- 餌付け・営巣中の鳥への接近・ストロボ使用など、鳥に悪影響を及ぼす行為の模倣抑止
- そのような写真を目にした他の人が嫌な気持ちになるのを防ぐため
- コメント欄での不和の防止
センシティブ度:High の種
写真の公開はできません。
センシティブ度:Medium の種
運営による認証がされるまで他者には非公開となり、認証後であっても撮影日(不明な場合は投稿日)から30日が経過して初めて、公開図鑑やみんなで作る野鳥図鑑に掲載されます。
センシティブ度:Low の種
Lowの種(Medium未満の種全て)であっても写真の撮影地は他者に公開されません。
運営による手動制限
上記の種による制限とは別に、運営により以下のような理由で公開を控えたほうがよいと判断された写真は公開されません。
- 選定種の間違い
- 場所漏洩リスク
- 営巣育雛中の写真
- ストロボの使用
- カメラマンへの警戒行動が見られる
- 餌付け写真など
TVの映像の写真や第三者のWebサイトのスクリーンショットなど著作権を保有していない写真の登録は利用規約で禁止されており、同じく非公開対象となっています。
またサービスのコンセプト上、「みんなで作る野鳥図鑑」へは野生でない飼育個体や標本、不明瞭で識別不可な写真なども掲載しない仕様とさせていただいています。
写真の位置情報やExifなどのメタデータの扱いについて
写真の位置情報(GPSメタデータ、もしくは手動入力)やExif等の機材情報は他者には公開されません。
- ※GPSやExifは写真自体にメタデータとして設定されており、かつプライバシー設定でONにしている場合にのみ取得・登録されます。
- ※AndroidはOSの仕様上、写真からのGPSの取得はできませんが、手動での場所登録が可能です。
